「お好み焼き」と「モダン焼き」と「広島風お好み焼き」の違いって?
POINT
お好み焼き | 水で溶いた小麦粉の中に、好きな具材を加えて作る鉄板焼きのこと。特に関西風お好み焼きと広島風お好み焼きが有名。 |
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モダン焼き | 関西風お好み焼き(=生地に具材を混ぜて作る)の一種で、焼きそばが入っている。 |
広島風お好み焼き | 生地に具材を混ぜないで作る。多くは焼きそばが入っている。 |
記事の目次
お好み焼きとモダン焼きの違い
お好み焼きとは鉄板焼きの一種である。水で溶いた小麦粉の中に、魚介類・肉・キャベツといった好きな具材を加えて食べる。
お好み焼きの分類
日本各地にはさまざまな種類のお好み焼きが存在するが、代表的なものは関西風お好み焼きと広島風お好み焼きの二つである。
両者最大の違いは、生地に具材を混ぜるかどうかである。関西風お好み焼きは、生地に具材を混ぜてから焼く。
一方で広島風お好み焼きは、生地に具材を混ぜない。鉄板に生地を伸ばして具材を重ねて焼き、上から薄焼き卵で覆って仕上げる。
モダン焼きとは?

モダン焼き
モダン焼きは関西風お好み焼きの一種である。つまり生地に具材を混ぜて焼く。特徴は焼きそばを使う点である。店によっては焼きそばではなく、焼きうどんが入っている。
ボリュームたっぷりのメニューなので、「もりだくさん焼き」を略してモダン焼きと名付けられた。勘違いしている人も多いが、英語のモダンが由来ではない。
モダン焼きと広島風お好み焼きの違い

広島風お好み焼き
モダン焼きは広島風お好み焼きと混同されやすい。確かに広島風お好み焼きにも、焼きそばが入っていることが多い。とはいえ、モダン焼きと広島風お好み焼きは焼き方が違う。
先ほども述べたが、モダン焼きは関西風お好み焼きの一種である。以下の二つの作り方があるが、いずれも広島風お好み焼き(=生地と具材を混ぜず、薄焼き卵で仕上げる)とは異なる。
- 焼きそばをお好み焼きに敷いて作る方法
- 焼きそばを作る。
- 焼きそばとは別に、具材を混ぜておいた生地を焼く。
- 焼きそばの上に焼いた生地を乗せ、さらに豚肉などのトッピングを重ねる。
- 3を裏返して焼く。
- 焼きそばをお好み焼きではさむ方法
- 焼きそばを作る
- 具材を混ぜておいた生地の7割を焼く。
- 2の上に焼きそばを乗せる。
- 焼きそばの上に、残り3割の生地・豚肉などのトッピングを重ねる。
- 4を裏返して焼く。