「壁」と「塀」の違いって?
POINT
壁 | 建物の外と中や中のスペースを仕切るもの。 |
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塀 | 用心や目隠しのため、敷地の境界につくられるもの。 |
記事の目次
概要
壁とは
壁」は建物に見られる平板状の仕切りのことで、主に2つに分けることができる。
- 外壁:建物の外界との境界となるもの
- 内壁(間仕切り壁):他の部屋やスペースを仕切るもの
塀とは
これに対して塀とは、敷地の境界に設けられた工作物のことをいう。隙間の多い「垣」とは違い、向こう側を見通すことができない。
壁と塀の違い
壁 | 外壁 | 室内を外から守るため(断熱・防火・耐衝撃など) |
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内壁 | 機能性+見た目 | |
塀 | 用心・目隠しのため など |
壁は外壁と内壁で、その目的はやや異なる。外壁は室内を外から守るために断熱性・防火性・耐衝撃性など、建物の立地や特性に応じた機能が求められる。また内壁にも遮音性や汚れにくさといった機能性が求められると同時に、特に視覚的な美しさも求められる。
これに対して塀には、外からの視線を遮ったり、人・動物の侵入を防いだりという目的がある。
まとめ
- 壁:建物の立地・特性にあった機能性(+見た目【内壁】)
- 塀:主に用心・目隠し