「脚本」と「台本」の違いって?

POINT
  • いずれも、演劇や映画などの上演のもととなる本のこと。
脚本映像制作に必要な情報が書かれた、監督・撮影スタッフ向けの本。
台本演じるために必要な情報が書かれた、役者向けの本。

脚本

記事の目次

脚本と台本の違い

脚本と台本は、いずれも演劇や映画などの上演に必要な情報(出演者のセリフなど)が書かれた本である。脚本と台本の違いはあいまいだが、誰に向けて書かれた本か、という点で分ける場合もある。

脚本は主に、監督や撮影スタッフ向けに書かれた本である。セリフだけでなく、ストーリー・情景・舞台装置・スタッフの動き方・その他の細かな点を含め、映像制作に必要な情報が書かれている。

台本は主に、役者向けに書かれた本である。セリフやセリフ回しなど、役者が演じるために必要な情報が書かれている。一般的には脚本をもとに、台本を作成することが多い。

まとめ

  • 脚本:監督・撮影スタッフ向け → 映像制作に必要な情報
  • 台本:役者向け → 演じるために必要な情報