「ひとつまみ」と「少々」の違いって?
POINT
ひとつまみ | 小さじ1/8くらいの量。親指・人差し指・中指でつまめるくらいが目安。調理の下ごしらえなどに使う。 |
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少々 | 小さじ1/16くらいの量。親指・人差し指でつまめるくらいが目安。料理の仕上げなどに使う。 |
記事の目次
ひとつまみと少々の違い
「〇〇ひとつまみ」「〇〇少々」は、ともによく聞く料理用語である。少量の粉末調味料を示す点では共通しているが、下記の点において違いがみられる。
分量と使う指
ひとつまみ
「ひとつまみ」「少々」に明確な定義はないが、一般的には、ひとつまみは小さじ1/8ほどの分量を指す。目安としては、親指・人差し指・中指の3本の指で軽くつまむことのできる量である。
少々
一方で少々は、小さじ1/16ほどの分量を指す。目安としては親指・人差し指の2本の指でつまむことのできる量である。
もちろん、指の太さなどには個人差があるため、必ずしも上記の量になるわけではない。解説するサイトによっても差があるが、「ひとつまみ > 少々」であるという点は変わらない。なお、重さは調味料によって異なるため、それぞれ〇gといった表記は難しい。
【参考】ひとにぎりとは
ひとつまみや少々と同様、粉末の調味料の分量を表す料理用語に「〇〇ひとにぎり」がある。ひとにぎりは片手で軽くつかめるほどの分量(大さじ2程度)を指すので、ひとつまみや少々と比べると圧倒的に量が多い。
使われる場面
ひとつまみと少々は、料理の中で使われる場面も異なる。ひとつまみは下ごしらえなど、調味料の働きそのもの(※)を利用するときに使用される。
他方で少々は、料理の仕上げで味を整えるときなどに使用される。
例えば青菜をゆでる際、熱湯に塩を加えると鮮やかな色・やわらかい食感に仕上がる。
まとめ
ひとつまみ | 少々 | |
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分量(目安) | 小さじ1/8 | 小さじ1/16 |
使う指 | 親指・人差し指・中指 | 親指・人差し指 |
使う場面 | 調味料の働きを利用するときなど | 味を整えるときなど |