「うなじ」と「襟足」の違いって?
POINT
うなじ | 首のうしろの部分のこと。 |
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襟足(えりあし) | 首のうしろの部分(=うなじ)にある髪の毛の生え際のこと。 |
記事の目次
うなじと襟足(えりあし)の違い
うなじは首の一部を指し、襟足は髪の毛の一部を指す。
うなじは首のうしろの部分である。「襟首」「首筋」「うなぜ」ともいう。うなじの「うな」は首・首のうしろ(うなずく・うなだれるの由来とも)という意味、「じ」は尻という意味である。
一方で襟足とは、首のうしろの部分(=うなじ)の髪の毛の生え際を指す。襟足の語源は、髪を結い上げたとき、首に残る左右の髪の毛が“足”のように見えるためである。
すなわち、ヘアサロンなどで「襟足(=髪の毛の生え際)を短く」という注文はできるが、「うなじ(=首のうしろの部分)を短く」という注文はできない。
まとめ
うなじ | 襟足 | |
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意味する箇所 | 首のうしろ | 首のうしろ(=うなじ)にある髪の毛の生え際 |
語源 | うな(首)+じ(尻) | 髪の毛を上げたとき、うなじに足のように残る髪 |