「動線」と「導線」の違いって?
POINT
動線(どうせん) | 空間の中で人や物の動きを示す線のこと。主に建築業界で使われる語。 |
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導線(どうせん) | 店の中で客を誘導する線のこと。主に百貨店業界で使われる語。 |
記事の目次
動線と導線の違い
動線と導線はどちらも「どうせん」と読み、人の動きを示す線という意味では同じである。
動線とは?
動線とは建築や都市空間の中で、人や物の動きを示す線をいう。
動線は短いほど、無駄な動きがないことを意味する。建設業界などでは、建築物の使いやすさを判定する指標として用いられている。
導線とは?
導線(※)は一部の業界において、客を誘導する線(客動線)という意味で使用されている。導線は長いほど、客の滞留時間が長いことを意味する。
百貨店などでは、客の動きは売上を左右する一因である。よって適切な導線を作ることが大切とされている。
導線とは本来、電流を流すための導体となる針金を意味する。
ウェブ業界における「動線」「導線」の使い分け
ウェブ業界では動線と導線、どちらの語も使用されているが、明確な使い分けがなされている。
まず動線とは、ユーザーが実際に閲覧したルート(ページ)を意味する。一方で導線とは、ユーザーを誘導したいルートを意味する。例えばオンラインショップであれば、「トップページ → 商品カテゴリー → 商品の詳細ページ → 購入ページ」といったルートである。
まとめ
動線 | 導線 | |
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意味 | 人や物の動きを示す線 | 客を誘導する線 |
主に使用する業界 | 建築業界 | 百貨店業界 |
ウェブ業界における使い分け | ユーザーが実際に閲覧したルート | ユーザーを誘導したいルート |