「くし」と「コーム」と「ブラシ」の違いって?
POINT
くし | 薄くて歯が一列に並んでいる。プラスチックや木でできたものが多い。分け目を作ったり、髪の毛を逆立てたりするのに便利。 |
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ブラシ | 厚みがあって歯が複数列に並んでいる。プラスチックや動物の毛でできたものが多い。ブローをしたり、カールをつけたりするのに便利。 |
コーム | くしの英語表現combのこと。 |
記事の目次
くしとコームとブラシの違い
「くし」「コーム」「ブラシ」はいずれも髪の毛をとかす物である。これらのうち、コーム(英:comb)はくしの英語表現であるため同じものを指している。以下は、「くし/コーム」と「ブラシ」の違いを説明する。
形状と素材
くしは薄くて、歯が一列に並んだものをいう。全体がプラスチックや木(特にツゲ)でできたものが多い。
一方でブラシは厚みがあり、歯が複数列並んだものをいう。歯にはプラスチックや動物の毛が用いられているものが多い。
くし(コーム)とブラシの使い分け
くしは分け目を作ったり、髪の毛を逆立てたりするのに向いている。髪の毛をとかすだけでなく、髪飾りとして使うタイプもある。コンパクトなので持ち運びにも適している。
ブラシはくしよりも効率的に髪をとかせるので、ブロー(※)に向いている。ロールブラシや面の広いデンマンブラシ(下記写真)を使えば毛先にカールをつけられる。さらにクッション性のあるタイプは頭皮マッサージにも使える。
ブラシを使って髪を乾かすこと。ブローすることで、髪にツヤやハリなどが出る。
まとめ
くし(コーム) | ブラシ | |
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形状 | 薄い/歯が一列 | 厚みがある/歯が複数列 |
素材 | プラスチック・木など | プラスチック・動物の毛など |
使い分け | 分け目を作る/髪の毛を逆立てる/髪飾りとして/持ち運ぶ | ブロー/毛先にカールをつける/頭皮マッサージも |