「コップ」と「カップ」と「グラス」と「タンブラー」の違いって?
POINT
コップ | 円筒型の飲み物を入れる器すべてのことを指す。 |
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カップ | 取っ手が付いたコップのことを指す。 |
グラス | ガラスできたコップのことを指す。 |
タンブラー | 大きめで底が平らになっているコップのことを指す。 |
記事の目次
概要
コップ
コップとは、円筒形の飲み物用の器すべてを指す。オランダ語のkopが由来とされ、材質や形状は問わない。
カップ
カップとは取っ手の付いた西洋風の器のことをいう。材質は陶器・ガラス・金属など様々である。英語のcupが由来とされる。
- カップの例:コーヒーカップ・マグカップ・ティーカップなど
グラス
グラスとはガラスでてきた、飲み物用の器のことをいう。材質はガラスといっても多様で、一般的なソーダガラス(※1)製から高価なクリスタルガラス(※2)製まで存在する。英語のglassが由来とされる。
1 最も一般的なガラス
2 透明度や反射率などが高く、豊かに輝くガラス
- グラスの例:ワイングラス・ゴブレットなど
タンブラー
タンブラーと筒形・大きめで、底が平らになっている飲料用の容器のことをいう。その材質は下記のように様々である。
- ステンレス製
- ガラス製
- プラスチック製
- 木製
ソフトドリンクやコーヒー・お茶などからアルコール飲料まで、幅広い飲料を入れるのに用いられている。
コップとカップとグラスとタンブラーの違い(関係)
まず、コップは飲料用の器全般のことを意味する。すなわち、カップ・グラス・タンブラーは、いずれもコップの一種であるといえる。
さらにグラスはガラス製のコップの総称であるので、例えばガラス製のタンブラーはグラスに分類されることがある。また取っ手付きでガラス製の器は、カップに分類されたり、グラスに分類されたりすることもある。
このようにカップ・グラス・タンブラーの三者には一応の分類はあるが、いくつかの特徴が組み合わさると、どれか一つに絞ることは難しいケースもみられる。
まとめ
コップ | カップ | 取っ手が付いているもの |
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グラス | ガラス製のもの | |
タンブラー | 筒形・平底のもの |