「クレーンゲーム」と「UFOキャッチャー」の違いって?

POINT
クレーンゲームゲームセンターなどに設置されている、おもちゃのクレーンを操作して景品を取るゲーム機の総称
UFOキャッチャーセガが製造・販売しているクレーンゲーム機の商品名クレーンの部分がUFOの形をしているのが特徴。

クレーンゲーム1

クレーンゲームとUFOキャッチャーの違い

クレーンゲームとUFOキャッチャーは、いずれも同じ機能を持った機械のことを指す。ただし厳密には違うところがある。

クレーンゲームは「総称」

クレーンゲーム2

クレーンゲームとはコインを投入し、おもちゃのクレーンを操作することによって景品(ぬいぐるみやお菓子など)をつかみ取るゲーム機の総称である。主に、ゲームセンターなどに設置されている。

日本では1930年代に手動でハンドルを回すクレーンゲームが登場しており、1960年代にはすでに市場が形成されていた。

UFOキャッチャーはセガの「商品名」

一方でUFOキャッチャーとは、セガが製造・販売するクレーンゲーム機のことである。クレーンの部分がUFOの形をしているのが特徴。1985年に初代機が登場し、クレーンゲーム機のブームを牽引した。

初代UFOキャッチャー

初代UFOキャッチャー(1985年)

出典:SEGA「6月24日は『UFOキャッチャー®の日』!

クレーンゲームの代表的存在となったため、クレーンゲーム機のことをUFOキャッチャーというふうに呼ぶ人が増えた。

セガ以外のクレーンゲーム機の例
  • タイトー:「カプリチオ」シリーズ
  • ナムコ:「クレナ」シリーズ