「カーペット」と「ラグ」と「マット」の違いって?

POINT
カーペット床一面に敷き詰めて使用される敷物のこと。目安として、3畳以上のものをいう。
ラグ床の一部をおおうための敷物のこと。目安として1畳~3畳程度のものをいう。
マットピンポイントで使用される敷物のこと。目安として、1畳未満のものをいう。

カーペットと本

最大の違いは大きさ

カーペット・ラグ・マットはいずれも、部屋の床に敷くという点では共通している。ただし3つの最大の違いは、その大きさである。

それぞれの大きさの一般的な目安は、下記といわれている。

  • カーペット:3畳以上
  • ラグ:1畳~3畳程度
  • マット:1畳未満

カーペットについて

赤いカーペット

3つの中で最もサイズの大きいカーペットは、床全体に敷き詰めて使用されるのが特徴である。床がフローリングの部屋などに敷かれていることが多い。

カーペットには防音効果・断熱効果・クッション性が高い、また床自体が傷つかないなどのメリットがある。その反面、サイズが大きいために洗いにくかったり、夏には暑苦しく感じたりするなどというデメリットもある。

ラグについて

ラグ

カーペットが床全体ならば、ラグは床を部分的にカバーする敷物である。ソファの手前やダイニングテーブルの下などに敷かれていることが多い。

ラグにもカーペット同様、保温性・安全性が高く、床を傷つけないというメリットがある。それに加え、ラグはサイズが小さいため、手軽に洗うことや模様替えができるというメリットもある。

マットについて

バスマット

3つの中で最もサイズの小さいマットは、ピンポイントの場所で使われる。

マットが玄関やキッチン、脱衣所などに敷かれていることが多いのは、汚れや水滴などを防げるというメリットがあるからである。またサイズが小さいため、手軽に洗濯することができる。ただし滑りやすいため、滑り止めが付いているものを選ぶなどの工夫が必要である。