「参加」と「参画」の違いって？
POINT
| 参加 | すでにある団体などの仲間として加わることをいう。一員になるという意味では、よく使われる言葉である。 |
|---|---|
| 参画 | まだ存在しない事業や政策について、その計画から関わることをいう。やや硬い言葉である。 |
参加と参画はいずれも、ある集団に一員として加わることを意味する点では共通している。しかし両者は、何にどの段階で加わるのかという点では異なっている。
記事の目次
参加とは
参加とは、単に行事や団体などに加わることをいう。その一員として加わるという意味で幅広く使われ、汎用性の高い言葉である。
- 例：「イベントに参加する」「参加賞をもらう」
参画とは
これに対して参画とは、政策や事業などに計画段階から加わることをいう。単に仲間として加わるだけではなく、また既にあるものに加わるのではないことが、参加との違いであるといえる。
また、参画は参加に代えても意味としては通じる。そのため参画よりも参加の方が広く用いられている。このように一般的に使われる参加に対し、参画は使うとやや硬い表現に聞こえることがある。
- 例：「新しいプロジェクトに参画する」「学校の設立に参画する」
→「新しいプロジェクトに参加する」「学校の設立に参加する」