「マグマ」と「溶岩」の違いって?
POINT
マグマ | 地下で高温のために液体となった岩石のこと。 |
---|---|
溶岩 | マグマが地表に出てきたもの。液体もしくは固体。 |
記事の目次
マグマと溶岩の違い
マグマと溶岩(ようがん)はどちらも、源流を同じくする岩石である。もとは地下にあった。マグマと溶岩の違いは、地下にあるか地表にあるかという点だ。
マグマとは地下で高温のため、溶けて液体状態にある岩石をいう。
現実には冷却されて発生した結晶や分離したガスなどを含めてマグマと呼んでいるが、本来は液体状態にあるものを意味している。地下にあるので、普通は見られない。
一方で溶岩とは火山活動のため、地表に噴出した岩石をいう。
溶岩は液体状態のこともあれば、固結状態(固体)のこともある。後者の固結状態にあるものは、火山岩とも呼ばれる。地表にあるので、火口付近などに行けば見られるかもしれない。
まとめ
マグマ | 溶岩 | |
---|---|---|
ある場所 | 地下 | 地表 |
状態 | 液体 | 液体・固体 |