「コントラバス」と「ウッドベース」の違いって？

POINT

コントラバス	大型で低い音を出す弦楽器。さまざまな呼び方がある。
ウッドベース	コントラバスのさまざまな呼び方の一つ。主にジャズで使われる言葉。

記事の目次

コントラバスとウッドベースの違い

結論から言うと、コントラバスとウッドベースは同じ楽器を意味している。一方で以下のような違いもある。

コントラバス

コントラバスとは弦楽器の一つで、全長約2メートルもある大型の楽器だ。4本もしくは5本の弦があり、弓や指（特にピッツィカート奏法という）で演奏する。

バイオリン属の楽器の中では最低音域を担当。クラシック音楽のみならず、ジャズや民族音楽などにも使用される楽器である。

コントラバスにはさまざまな呼び方がある（以下の例を参照のこと）。すなわちウッドベースとは、数あるコントラバスの呼び方のうちの一つである。

コントラバスのさまざまな呼び方の例

ウッドベースは軽音楽、特にジャズの世界において使われる呼び方（和製英語）である。弦の振動を電気信号に変える「エレキベース」と区別するため、誕生した呼び方といわれている。

エレキベース