「生徒」と「学生」と「児童」の違いって?

POINT
生徒主に中高生のことを指す。
学生主に大学生などのことを指す。
児童主に小学生のことを指す。

ブランコで遊ぶ子供

生徒とは

生徒とは、主に中学生と高校生のことを指す。学校教育法によると中学生は「学齢生徒」と書かれているが、高校生とあわせて「生徒」とするのが一般的である。

学生とは

学生とは大学や短期大学、高等専門学校に通う者のことを指す。ただし「学生服」や「学生割引」など「学生○○」と付くような言葉であっても、大学生等のみならず、中高生にまで及ぶケースがある。

児童について

児童とは一般的に小学生のことを指す。学校教育法の中でも、小学生のことを「児童」「学齢児童」としている。これとは別に、満18歳未満の者を「児童」としている児童福祉法のようなケースもあるが、一般的ではない。

これに対して小学生以下、すなわち幼稚園や保育園に通う子供のことは園児と呼ばれている。しかし、近年では認可保育所に入れない子供のことを「待機児童」というなど、就学前の子供にも使用するケースも見られる。