「アマチュア」と「素人」の違いって?

POINT
アマチュア芸術やスポーツなどを、趣味や楽しみとして行っている愛好家のこと。プロフェッショナルの反対語。
素人アマチュアと同じの意味のほか、経験がない・浅いという意味も含む。玄人の反対語。

子供が写真を撮っている場面

概要

アマチュアとは職業としてではなく、趣味として、芸術やスポーツなどに携わる人のことをいう。ラテン語で愛好者を表すamatorが語源である。

一方で素人とは、下記のような人のことをいう。

  1. ある物事に経験がない、もしくは浅い人
  2. ある物事を職業としていない人

以上より、アマチュアと素人は「ある物事を職業としていない人のことを指す」という点では共通していることがわかる。

アマチュアと素人の違い

両者の違いとしては、熟練度の違いが挙げられる。

  • アマチュア:熟練度は問わない
  • 素人:未熟の意味も含む

例えば「素人には危険な作業」「ずぶの素人」と言ったりすることがあるように、素人には職業人・専門家ではないというほかにも、未熟であるという意味も含まれている

なお、素人の対義語は玄人(物事に熟達した人・専門家などの意)である。

一方、アマチュアだと、そういった意味は薄い。あくまでも職業としていない愛好家、という意味である。対義語もプロフェッショナル(職業人・専門家)である。